パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 大学一年の冬

『 … 可奈 』

少ししてから私の名前を呼んだ彼は、寝かせていた上半身を起こし私の頬を両手で持ち上げると、チュゥッと唇を重ねた。濃厚な、官能的な口付けで彼の舌先は私舌を捉えて離さない。彼の唇が離れる頃気が付けば体勢は逆転し、彼の色っぽい表情を私は息を切らしながら見上げていた。


『 も … 我慢出来ない 』


ハッと小さく息を漏らしながら、私の頭上へと手を伸ばし小さな袋に入った避妊具を手に取ると、慣れた手つきでソレを開けて装着する。私の足元で手早く行なった彼は、再び私を見るとグイッと私の両脚を開き、私の秘部へ自分の肉棒を押し当てた。


「 んっ… ぁ 」

『 … 入れるよ 』


ヌルヌルと愛液に塗れた花弁の周りを肉棒の先端で弄び、彼はそう口にすると蜜の溢れ出る膣口へ熱い肉棒を少しずつ侵入させた。

「 ァッ … 苦し … 」

『 ハッ … 力 抜いて 』

久し振りに男性器を受け入れる私の膣を、ゆっくりと押し拡げるように侵入させる彼の顔が、私の締め付けにより歪んでいるのがうっすらと見てとれた。出来るだけチカラを抜こうと、私の腕はダランと体の横へ垂れた。

それを見た彼は、私に再び口付けを落とす。

濃厚で… 妖艷なその口付けに身体も思考も溶けていく…

グッと奥深くまで彼の肉棒が突き刺さる感覚に、思わず ヴッ という唸り声が漏れ絡み合っていた舌が離れる。ぼんやりとする視界に、離れた彼の唇と私の唇とが糸を引いて繋がっているのが見え、奥まで入れられた肉棒をキュッと膣壁が締める感覚がした。


『 … ぁッ 、入った… 』


そう言って私を抱き締める彼。まるで、私の膣内が彼の大きさに慣れるのを待つかのように。少ししてから私に " 動くよ？ " と確認を取ると、私を抱き締めたままゆっくりと腰を引き再び私の中へ押し込む。

「 あァッ … アッ アッ 」

だんだんとリズミカルに速くなるそのピストン運動に、私の口から喘ぎ声が自然と漏れていく。この二人だけの空間に鳴り響く音は、私の声と、彼の吐息と、二人の男女が身体を打ち付け合い発生する肉体の音と淫らな水の音だった。