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Love to regain~心から笑う日
第10章 服従
その日・・・。
部活を終わらせ学校の門を出たところに豊君が立っていた。
・・・・・・・。
豊君は私の方をジッと見つめて来て・・・・。
「体調・・・どう???」
・・・・・・・。
その顔は凄く寂しそうで・・・つい・・・。
「もう・・・大丈夫・・・・。」
私もそう答えてしまった。
豊君は少し笑って・・・。
「杏と話したの久々で~・・・なんか嬉しいな(笑)」
・・・・・・。
最初の頃の豊君に戻ったのかなって・・・少し思った。
「全然話してなかったもんね・・・(笑)」
私がそう言うと、豊君はゆっくり近づいてきて・・・・。
私のバックを持ってくれた。
「家まで送るよ(笑)・・・荷物持たせて???」
・・・・・・・。
豊君・・・・。
「荷物は、自分で持つから・・・・。」
そう言うと、・・・・。
「杏・・・ごめんな??・・・俺凄い勝手だった・・・。」
・・・・・・・。
「もう一回・・・やり直せないかな???」