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Love to regain~心から笑う日
第21章 再会を果たした俺
で???
今なんで明大前に向かっているかって????
今更だけど~・・・そろそろ刺青入れようかって相方の久志と話していた。
憧れてはいたけど、痛いんじゃないかって心配だったし金がかかるから・・・って言い訳をして入れないでいた俺等。
遂に俺等の先輩井上さんに・・・・。
金出してやるから入れてこいと言われ・・・・。
何人かやり手の彫師を教えてもらった。
そのリストの中には4人の彫師の名前・・・・でもどれも年齢が爺さんばかり・・・・。
そこで一人・・・まだ若い彫師の名前に反応した俺。
井上さんに聞くと・・・。
その男は・・・・日本でも一番と言われている大阪の彫師、柳田正文の元で1年修行・・・センスも良く直ぐにその腕を認められ柳田さんの暖簾を分けて貰えた若手彫師。
うちの構成員も今まで大阪まで行っていたがその男が東京で商売を始めた途端そこに通うようになったという。
しかしその男は・・・・。
剣崎会専属じゃねぇ!!!と言い放ち・・・・。
もうこの世界から足を洗ったという・・・・。
若手彫師のくせに度胸があると剣崎さんも笑うその男。
その男に会いに・・・。
俺と久志はその男が暮らす明大前に向かった・・・・。