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第24章 闇の力が動くとき

「もう何年も前の話ですし・・・知っていても教えません・・・・個人情報ですから・・・。」


そう言って・・・。


電話を切った。


めんどくせ・・・・。


煙を吐き・・・ベットを降りキッチンで水を汲み一気・・・・。



「はぁ・・・・・。」



口を腕で拭い・・・。


ため息をついた。




上コンビとは・・・。



奴等の中で勝手に呼ぶ・・・最強な二人。


噂じゃその兄貴2人のが最強だとは言うが・・・俺は兄貴達は知らない。


上原湊と・・・上地龍。


俺が奴等と知り合ったのは・・・7年前。




まだ未成年だった2人は上半身に見事な絵を背負い・・・・俺に会いに来た。


そして一部手直しをして欲しいと。


未成年だしって悩んだけど・・・俺も当初はまだ二十歳。


まぁいいかって・・・何度か手直しをしてやった。


Tシャツを脱ぎ・・・自分の肩を見た。


そこには蛇のウロコ・・・・。


・・・・・・・。



ギュッと肩を掴み・・・・。




てかアイツ等・・・。


何かしたのか？？？？


・・・・・・。


剣崎会があの二人をチェックしていたのは知ってる・・・・。


でも、井上さんから個人的にあの二人の事を聞かれたのは・・・・。


初めてだった・・・・。