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Love to regain~心から笑う日
第24章 闇の力が動くとき
2時間ほど前
渋谷
・・・・・・・。
店の外で見張っていた奴等が・・・・。
女を連れて、運送会社の奴等が逃げた。
と・・・・。
「運送屋さんねぇ~・・・・。」
調理場に行き調理担当の奴と女を逃がしたボーイを・・・。
「おーーーい・・・(笑)その男ら何処行くとか言ってた~????」
久志と最近入った若いのが蹴飛ばしながら言う・・・。
調理担当の男は床に倒れ込み・・口から血を流した。
何???
何で逃げた???
黙って店に居りゃいいだろ???
って~・・・・(笑)
俺の鋭い感が働くんだ。
調理担当男が床に倒れ込んだとき・・・ポケットから何かが落ちたんだ。
小さな・・・。
紙・・・と思いきや、・・・・。
名刺。
そこには岸本健二と書かれていたんだ。
俺はしゃがみ込みその名刺を見て・・・笑った。
健二????
・・・・・。
運送屋???
んな訳ねえだろ????
調理場の男は久志と若いのに殴られ過ぎて顔が腫れ上がっていた。
俺はその名刺を指で撫で・・・。
腫れ上がった顔にその名刺を当て・・・。
「コイツ・・・・誰連れてった?」