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第28章 熱い気持ち

健二side


・・・・・・ッ？？？？


急いで言われた公園の広場に行くと・・・・。


海が見える芝生の脇で・・・大輝らしき人間が転がっているのが見えたッ



「大輝ッ！！！！！！」



急いで走って直ぐ傍まで行くと・・・・・。



直ぐ後ろに居た・・・豊と・・・。


他の男3人が前に出てきた。


・・・・・・ッ？？？？


下を見ると・・転がっている大輝は・・・頭から大量の血・・・でもタオルのようなものを当てられていて・・・でもそのタオルも真っ赤に染まっていた。



体はヒクヒクしていて・・・・。



今にも・・死んでしまいそうな・・・大輝・・・・。



「金持って来た？」



豊は顔色一つ変えずそう言って手を出してきた・・・・。



・・・・・・・・。



「これを渡したら直ぐに大輝を連れて帰る・・・・」



そう言って持っていた封筒を出すと・・・・。



豊のすぐ横に居た男がその封筒を引っ手繰って来て・・・・。



「おっ！！！(笑)マジで200入ってるしッ！！！！」


・・・・・・・。


俺はしゃがみ込み・・・大輝の頬を触った。



微かに開く・・・大輝の目・・・。



ごめん・・遅くなって・・・・。