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第29章 親友に感謝、そしてあの人にも・・・・。

健二side



お袋は・・・・。


新浦安のマンションで一人で暮らしている。


もう年は55歳。


昔は男をとっかえひっかえ・・・家にも殆どいなかったけど・・・・。


2年前にお袋は男に金をだまし取られ・・・それが結構痛手だったのか・・・。


今は男はいらないみたい。





マンション近くのパーキングに車を止め、手を繋いで一緒にマンションまで歩いた。


「昔一回だけ岸本君のマンション行ったね(笑)」


井ノ川が笑って言った。


あ・・・・(笑)


「電車が止まった時な～？？？？(笑)あの時手出しちゃおうかと思った～・・・」


思わずそう言ってしまった・・・・。


でも結局何も出来なかったけど(笑)



井ノ川は下から俺の顔を覗き込み・・・・。



マジな顔で・・・。



「何で何もしなかったの？？？？」



え・・・？？？？(笑)・・・・。



正直～・・・一緒に居るようになってからも・・・・何度も爆発しそうになったよ・・・・。



でも～・・・・(笑)



「井ノ川に嫌われたくなくて～・・・・(笑)・・・・手出せなかった・・・・」




本当・・・・。



今もそれは・・・続いているんだ・・・・。



井ノ川とセックス・・・・って考えただけで勃起する(笑)


でも緊張して～・・・。


多分・・・。


頭真っ白になりそう・・・・(笑)