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第29章 親友に感謝、そしてあの人にも・・・・。

マンションのロビーのソファーで井ノ川を待たせ、俺は自分の家に向かった・・・・。


帰りに大輝のお袋さんにも顔出すか・・・・。




久々に・・・・実家に行く・・・・。


エレベーターを降り・・・部屋までの廊下を歩いた・・・・。



部屋キッタネーのかな・・・・。



お袋・・・掃除苦手だったもんな～・・・・。



不安な気持ちを抱きながら実家の家の前で脚を止めると・・・・。



意外にもマンションの扉の横には綺麗な花が咲いた鉢が置かれている。



・・・・・・・。



鍵を開け・・・。



ゆっくりドアを開けると・・・・。



・・・・・・・。



玄関にはお袋の靴が一つだけ・・・・。



意外と・・・綺麗になっていた・・・・。



玄関に入り・・・。



「お袋～？？？・・・・健二だけど・・・・」



俺が言うと・・・。


・・・・・・。


リビングに繋がる曇りガラスの扉に人影・・・・。



・・・・・・・。



「勝手に帰ってごめん・・・・入っても良いかな？？？」



俺がそう言うと・・・。


ゆっくり・・・その扉が開き・・・・。



・・・・・・・・。



「・・・・(笑)・・・・お帰り・・・健二・・・・。」