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第4章 学年一可愛い女ってっ？？？

井ノ川は俺等を見ながら・・・。


「あの、本当に大丈夫なんでッ・・・ごめんなさいっ！！じゃぁ・・・」


そう言って俺等に頭を下げて・・・お巡りさんを追いかけて交番の中へ走って行ってしまった。


「ほらぁーーーーー、お前がモタモタしてるから井ノ川気使ったんだぞッ？？？」


大輝はそう言って俺を離し・・・大輝も交番に向かって行った・・・。


なんだよ、アイツなんだかんだ言って可愛い子と仲良くなりたいだけだろ？？？(笑)


俺はそんな大輝を目で追って・・・。



仕方なく交番の方に足を向けゆっくり歩いた。



大輝も交番に入って行って、俺は外でその様子をうかがっていると・・・。



またポケットの中の携帯がブルブル鳴りだし、携帯を出して見ると・・・。


電話を掛けてきたのは琴美。


はぁ～・・・。



交番の中を覗きながら・・・。


「もしもし？？」


電話に出ると・・・。


『やっと出たッ！！！なんなのっ？？ラインも返ってこないしッ』


お怒り気味の琴美。


更に面倒臭くなってくる。


「あ～・・・最近部活で疲れててさ～・・悪いけど～・・・。」


『嘘ばっか！彼女出来たの？誰？』


うっざ・・・。


「ごめん、そういうんじゃなくて～・・・。」


『じゃぁ何？？理由を言ってよ理由をー！！！』



あ～ッ！！！もうダメだ俺ッ・・こういうの！！！