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第5章 友達の彼女

岸本君は笑いながらギャルに断りを入れ・・・。


「井ノ川またね～ッ(笑)」


そう言って・・・。


中島君と一緒に行ってしまった。


岸本君って・・・やっぱ遊び人ッ？？？？


・・・・・・・。

ギャルと一瞬目が合うけど・・・・怖くて思わず教室の中に入って逃げる・・・と、


あ・・・・。


後ろの席の方に座ってた豊君が顔を上げて笑った。


・・・・・・・。


豊君はニッコリ笑って・・・。


「ごめんね(笑)俺が行けばよかった、目立っちゃったでしょ？？？」


・・・・・・。


私は首を横に振って・・・。


「ううん・・・(笑)初めて来たから、いい経験が出来た・・・。」


そう言うと豊君は私の方に歩いてきて・・・バックを持ってくれて・・・。


「じゃぁ少し話そう？？？(笑)」


・・・・・・・。


豊君が座ってた椅子の前の席に座らせられ・・・教室を見渡した。


普通科と同じか～・・・って同じに決まってるか！！！(笑)



「井ノ川ダンス部だっけ？？？(笑)」


あ・・・・。


私が振り返って・・・。


「あ、うん・・・(笑)この高校ダンス部があるって聞いて・・・新しい綺麗な高校だし・・・それでここに入ったの・・・。」


「ここまだ新しいもんね(笑)俺は普通に推薦で入ったから～・・でも、綺麗な新しい高校だしまぁいっか！！って感じ(笑)」