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第6章 優しい彼氏

豊と井ノ川は・・・・。


朝も一緒に登校し、帰りも一緒。


毎日毎日・・・休み時間に行ったり来たり。


そんな姿は皆の注目の的だった。


豊はいつも・・・井ノ川の手を繋ぎ・・・・。


優しく笑う。






よくもまぁあんなおまま事が出来るよな？？？って・・・・俺はそう思った。



「アイツらマジで何もしてないのかな？？？(笑)」


大輝はそう言って笑う。


・・・・・・。


井ノ川もキスした事ない・・・とか言ってたし？？？？



でも俺が先にしちゃったけどね？？？(笑)



俺は唇を舐め・・・。



「してねーんじゃん？？？(笑)俺には考えられないけどね？？？」



豊が井ノ川のクラスに行ってる間・・・俺等はそんな会話ばっか。



「俺も彼女作ろうかな～ッ(笑)(笑)なんか豊見てたら羨ましくなってきた(笑)」



雅もそこそこ格好いい・・・。



「今度合コンするか？？？豊抜きで(笑)」



もう夏休み・・・・。



俺だって遊びたい・・・・。



違う女と(笑)