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Love to regain~心から笑う日
第6章 優しい彼氏
杏side
あの・・・。
岸本君とキスをしてしまってから・・・・。
1週間が経った。
私何で・・・あの時・・・全力で拒まなかったんだろう。
試験も終わってもう直ぐ夏休み・・・・。
私はあの日から、あのクラスには行ってない。
なんで???
・・・・・・・。
岸本君に・・・逢いづらかったから・・・・。
正確に言うと、岸本君と豊君を一緒に見る事が出来なかったから。
「ねぇ、最近ダーリンのとこ行かないんだね???(笑)」
麗華が笑って言った。
・・・・・・。
「あ・・・うん(笑)豊君がね、・・・来てくれるって言うから・・・・」
私がそう言うと・・・。
あ・・・・。
麗華の後ろの方で・・・・。
「杏~・・・彼氏来たよ~ッ!!!(笑)」
同じクラスの女の子がそう言って教室のドアの方で手を振ってきた。
私が席を立ち・・・。
「ちょっと行ってくる・・・(笑)」
私が教室のドアの方に向かって行くと、もう豊君がこっちを見て笑ってて・・・。
「あ~・・・ごめんね(笑)」
私がそう言って駆け寄って行くと・・・豊君はニッコリ笑って・・・。
「いいよ(笑)俺も体育科迄来させてたの悪かったし・・・杏はもう待っててくれたらいいから・・・。」
豊君は優しかった・・・・/////////
周りに居る女の子達はキャッキャ笑って・・・。
「いいなぁ~ッ峰岸君格好良いし優しいし~ッ!!!杏良いなぁーーーー(笑)」
(笑)
・・・・そう・・・・。
豊君は・・・。
とっても優しかった・・・・。
最初は・・・・。