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Love to regain~心から笑う日
第7章 貴方を好きじゃない
豊side
杏が・・・。
電話に出ないッ!!!!
俺は明日から遠征でもう東京駅付近のホテルに居た。
「豊~ッ(笑)(笑)・・・お前さっきから電話し過ぎじゃない???」
ホテルの部屋が一緒になった同じ学年の哲夫が笑って言う。
・・・・・・。
だって・・・こんな台風だし・・・。
ちゃんと帰れたか・・心配ッ!!!
取りあえずラインしとくか。
「明日早朝から出発なんだから早く寝ようぜ???(笑)」
哲夫にそう言われて・・・。
「でもなぁ・・・、杏帰れたかな???」
携帯を持ったままそう言うと・・・。
「小学生じゃないんだからさ(笑)大丈夫だろ~???」
・・・・・・。
そっか・・・・。
もう時間は21時近く・・・。
哲夫は昼間の練習で疲れたのかベットに横になって・・・・。
「ラインが終わったら電気消してくれよな~????」
・・・・・・。
明日は朝4時にホテルのロビーに集合・・・。
1年はそれより早く行かないといけない・・・為、俺等は3時過ぎに起きなくてはならない。
はぁ・・・。
『遅くても良いからラインだけ返しといて、先に寝るな~・・おやすみ!!!』
そうラインを送って・・・。
俺もベットに横になった。