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君に熱視線゚
第9章 嫉妬
「苗!‥映画の券があるんだけど!」

‥‥‥なんか違うな。


「今度、映画観に行かないか!?」

‥‥ありきたりだな?


晴樹に宣戦布告したあの日から数日が経った夜‥

夏目は自分の部屋でしきりに苗をデートに誘う練習をしていた‥

スポーツ大会のあの日以来、一緒に弁当を食べる機会のなくなった夏目はなんとかして苗との接点を保ちたかったのだ。



最近、周りが騒がしい‥



晴樹にバレーで勝って以来ここ2、3日、夏目は告白ラッシュにあっていた。


前々から普通にモテてはいたが今度は休み時間の度に呼び出される…
以前は手当たり次第に交際したりもしたが、今は苗のコトで頭がいっぱいだ。


元々が結城の生徒の夏目と、二ノ宮から来た苗達は校舎も離れているため意図的に予定を組まなければまず顔を合わせることはない…


夏目は密かに焦っていた。


2週間後には夏休みが始まる‥
夏目はそれまでに苗との関係を一歩踏み込んだものにしたいと思っていた…

机の上に置いた映画の券を見つめ夏目は自分に言い聞かせる


‥明日が唯一、苗と話しが出来る合同体育の日だ!

よしっ絶対にデートに誘うぞ!!


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