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君に熱視線゚
第9章 嫉妬
やっぱりっ…
「頼みってなんだ?」
「あぁ、実は―――」
晴樹は自分達の作ったチームの件を話した。
「‥‥なるほどね…
いいぜ、別に。どうせ暇だしな。やるんなら今の内だ! もう少ししたらデカイ抗争がおっぱじまるからな!」
「やっぱ、もめてんじゃねぇかっ」
「ああ? もめてねぇって! 計算の内だよ…フフン」
「余裕だな…」
「まあな!
それより学校すんだらウチに来いよ!
チームのこともあるし、
何より叔父貴が会いたがってる!!
[晴樹はまだ外国から帰ってこんのか!?]
ってうるさくてよ…
もう日本に居る、なんてゆーとうっとうしいから黙ってたんだぜ?」
「…未だに!?…っ…わかった…後で行くから…じゃあ辰治サンにもよろしくいってくれ」
「ああ、後でな!」
プッ―ッ―
‥フゥ―‥‥また、勝負すんのか? 辰治サンも負けず嫌いだな…
まあ、あとは貴志と話して段取りつけりゃいいか‥
晴樹はため息をついて携帯をポケットしまい教室に向かった。