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君に熱視線゚
第10章 無敵伝説
満作の相手を適当にしながら晴樹は酒を呑む‥
「兄さん‥
酔っ払いの相手上手いね」
感心する苗に晴樹は不敵な笑みを返すと苗の耳元で囁いた
「何でも上手いぜ‥
‥試してみるか?」
「…けっこうです」
意味深な言葉を呟き苗を熱い視線で見つめる‥‥
‥兄さん‥‥‥
もう‥パスタ兄さんって呼べない‥‥‥‥
今度から‥ハレンチ兄さんに改名するよ!
苗の心の中で確定した瞬間だった…
気持ち良く呑み潰れ豪快なイビキをかく満作に布団を被せ苗は片付けのため、台所に立つ
そして、晴樹の頼んだ代行を待っている間に陸は晴樹にソッとブラを差し出した‥
「……?…」
「兄ちゃん、カッコイイからさ‥特別にブラックの称号、与えてやるっ‥」
「遠慮しとく」
晴樹にはっきりと断られ陸は寂しそうに姿を消した──
「兄ちゃん!!コレ教えてくれるか?」
立ち去った陸の次に空が算数のノートを持って立っていた‥