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君に熱視線゚
第11章 復活際
「いやぁ‥‥もぅ、最高!!
ビーン、ちょー好きっ
大ちゃんも好きぃ?」
映画館から出て来ると苗は夏目に嬉しそうに笑顔を向ける
そして夏目はその笑顔に見とれほんのりと赤くなっていた‥
‥苗‥///…
あんま、俺にそんな顔みせんなょ‥
苦しくなるだろ‥///
胸がきゅっと締め付けられ甘く疼く‥‥
映画について一生懸命語る苗がすごく可愛く思えてなんだか切ない‥‥
‥なんか‥ヤバイ‥///
スゲー抱きしめたい‥///…
しきりに自分を見つめる夏目の視線に気づかず、苗は語り続けていた。
「でも、ほんと笑えたよね!回転寿司の場面なんて、笑い過ぎでお腹痛くてさぁ!!
大ちゃんはどの場面が好き!?」
「え‥俺?‥‥
俺、は‥
‥オレハ ナエガスキ ‥///」
「えー何?どこが好きだってぇ!?」
「‥‥///苗と同じ場面…」
楽しそうに映画の感想を語り、好き好き言う苗に夏目はさりげなく自分の気持ちを告ってみたが、あまりにもさりげなさ過ぎて苗にはよく聞き取れなかった