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君に熱視線゚
第11章 復活際
「ほんとに大丈夫?
しんどいんなら帰ろうか?」
苗は溜め息を何度とつき、呼吸を整える夏目の様子を見て体調不良だと思い込んでいた。そんな苗の言葉に夏目は首を振って言った
「‥大丈夫‥‥‥
好きな物食べていいよ‥
何なら、かき氷とパフェ二つ頼めばいいし‥///」
足りないと恥ずかしいと思って金ならとりあえずけっこう多めに持ってきてある‥
そぅ‥もしもの時の為に夏目はホテル代までちゃっかり準備していたのだ‥
夏目の言葉に苗はプクッと膨れながら言った
「大ちゃん‥いくらあたしでも両方いっぺんにはムリだょ!ピーピーシャーシャーなっちゃうっ」
「‥ごめん‥‥
でも、いいよ‥好きなだけ食べて‥‥///」
「うん、ありがと!
で、どこ行く? 」
「どこでもイイ?」
「うん、あたしあんまり知らないから大ちゃんにお任せする」
苗の言葉に夏目の表情が色めく‥
何だか
‥貴方に着いて行きます‥
そぅ言われたような錯覚に陥った‥‥‥
「苗‥‥バイクの後ろって平気?
俺、今日バイクで来てるから‥‥‥」
夏目は心配そうに苗に確認をとった。