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君に熱視線゚
第11章 復活際
「ぅわぁ〜ドキドキするぅ!
スッゴいドキドキするょぅ
」
「わかったからちゃんと掴まって!」
一向に自分に掴まってこない苗を不思議に思い、夏目は後ろを振り向く‥
「素人がそんな乗り方するんじゃない!たく‥‥」
苗は自分の座ってるシートの前後を掴み乗てっいた
夏目は苗を叱り両手をとると自分の腰に巻き付ける
「走り出しは勢いつくからしっかり掴んでろよ!」
それだけ言うとバイクをふかす。走り出した風力の勢いに、軽くつかまっていた苗は一瞬飛ばされ掛け驚きのあまり夏目の背中しがみつく!
強く抱きつく苗に夏目は声をかける代わりに手をぎゅっと握っていた…
そして少し走るとバイクにも慣れてきたのか苗が何だか後ろでケタケタ笑っている‥
「どうした?何がおかしい?」
夏目の問いかけに苗は
ねぇねぇ!見てぇ!と答えた‥
苗の言葉に一瞬チラッと視線を向けると夏目の顔を覗き込みニっ!と笑った苗の唇が向風の強風にあおられ歯茎にくっついて元に戻らない!!!
―――‥‥‥苗‥
苗はさっきから一人でこの状態を笑っていたようだった