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君に熱視線゚
第11章 復活際



‥やっぱり苗と親子だな


声が似てる‥///




似てるだけで胸が疼く‥ それだけで切なさが込み上げていた‥






そして、再び死神復活の時を迎える‥‥‥







『ごめんね晴樹クン、苗、まだ帰ってないの‥今日は夏目クンとデートなのよね‥8時過ぎに電話あって夏目クンのバイクでどっか行くって言ってたから、急ぎなら夏目クンの携帯に連絡してみるけど‥‥‥』



オカンの言葉が呆然とする晴樹の耳を突いた…

晴樹の顔は次第に青ざめていく‥


「‥夏目のバイクで?‥‥


わかりました…
すいません‥‥‥」



オカンから説明を聞くと晴樹は静かに携帯を切った


…なえ…っ…


やり場のない苛立ちに蝕まれる




「──…っ…ちくしょう!!
あの、クソガキッ!!

苗をどこ連れて行きやがったっ!?──」



晴樹はくしゃりと自分の髪を鷲掴むと声を張り上げた



辛い!苦し過ぎるっ‥‥苗!!


どこにいる!?



俺との約束はどうした!?

なんでッ──!





黒い感情が渦巻く‥‥








さっきとは違うキレ方に今度は貴志も息を呑む‥‥


晴樹の瞳の奥に嫉妬の炎が燃え盛っていた‥

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