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君に熱視線゚
第12章 死神降臨

車から降りた貴志達を取り囲み、その中の一人が口を開く‥


「やっとのご対面ってやつだな──

【月華乱舞】四代目の頭‥加藤だ…

ウチを負かしたテメェらと一度でいいからやってみたくてよぉ‥‥」


ギラギラとした目つきで貴志達を見据え語る加藤に
冷たい微笑で貴志は答えた‥‥‥


「フッ‥‥‥そんなに‥‥




ヤリたい、ヤリたい、ゆーなよ‥‥



興奮するじゃねぇか‥ぁ?」



腕を組み、しなやかな指先で唇をなぞると口元には意味深な笑みを浮かべ冷たい眼差しで加藤を舐めるように見据える‥




そんな貴志に月華のメンバーは皆、顔を赤らめていた。


「そんなにヤリたきゃ相手してやるぜ‥‥?ぁぁ?





‥‥どうした?かかって来ねぇのか?」


「‥‥ぅ///…クソッ」

肩までのワンレングスのロン毛をさらりとかき上げて急かす貴志を相手に、加藤はほんのり赤くなりながらたじろいでいた‥


‥噂で聞いちゃいたがマジで美人だ‥ほんとに男かよ!?…

「‥、も、もう一人のヤツはどうしたよ!?///
俺はそいつとやりてぇんだ!!」

…コイツの顔は何か殴るのに勇気が要りそうだっ


「あぁ!?
タイマン張りたいなら俺にしとけ!!
アイツは今、壊れてんだよ!!」


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