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君に熱視線゚
第14章 つながり
後輩らしく返事する夏目に晴樹は挑戦的な眼差しを向ける
「勉強だったら俺が教えてやるよ‥‥‥」
「あら、そーしてもらえば、いいじゃなぃ!
最高の家庭教師だわ」
―――なに!?
晴樹の言葉に目を見開き、オカンの言葉に夏目は焦る!!
確かにアメリカの大学をたった2年でスキップできた晴樹は最高の家庭教師でもある‥
オカンの言葉に家族の皆が頷いていた
家族の賛成に晴樹は余裕の笑みを浮かべている
‥チッ、コイツなんで邪魔すんだょ‥‥‥
「そうだ、あんた達も宿題見てもらいなさい!」
…え!?
そして、オカンの言葉に今度は晴樹も戸惑っていた‥
賑やかになった晴樹の車と静かになった田中家‥
「ふぅ〜たまには静かな我が家もいいわねぇ〜」
陸達の居なくなった我が家に、普段は鳴っても聞こえない風鈴の音が囁きかける‥
晴樹達はオカンの思惑にまんまとハメられたようだった…
そして、五人を乗せた晴樹の車とバイクに一人で乗る夏目が‥‥‥
‥なんか間違ってないか?
夏目は最高に気分が悪かった‥