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君に熱視線゚
第14章 つながり
「兄さん、コレッてメールし放題ってヤツ?」
苗の問いに晴樹は頷いた。
‥そか、‥じゃぁメールなら大ちゃんとしてもお金かかんないからいいよね♪‥
後でメアド聞こうっと!
苗は単純にメル友が欲しかっただけのようだ‥
「すいません!夏目です!」
玄関先で夏目の声がする
ちょうど、タイミングよく昼の準備が整ったとこだった‥
そして、玄関に迎えられた夏目の目がオシャレなブランド物の男性用サンダルに釘づけになる‥
‥まさか──
「苗‥もしかして、
結城先輩が来てたりする?」
夏目の問いに苗は頷いた。
‥ちっ‥‥どうすっか?なんか気まずいな‥
そぅ、前回の『苗はあんたに渡さない!』宣告以来、
久しぶりの対面だった‥
居間に通された夏目は田中家の人々に挨拶しながら晴樹に目をやった‥
「ども、‥‥この間は送ってもらって有難うございます‥‥。」
そんな夏目を晴樹はあっさり無視した。
‥くぅムカつく!!
それに、なんで苗ん家にきてるんだょ!?
そんな夏目に晴樹は言った
「図書館に勉強に行くんだって?」
「あ、はぃ」