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君に熱視線゚
第15章 恋心


[宛―苗――]

今日はご馳走様。

明日、テスト頑張れよ!

おやすみ。










絵文字も打ってやりたかったが‥‥自分のイメージではなかったために入れなかった‥

でもせめて、―おやすみ―その一言でいいから‥‥‥返して欲しい‥‥‥







メールまでもが一方通行なのか‥‥‥



コレならいつでも連絡とれる、声が聞ける‥
そう思って渡した筈なのに──




便利な機械はかえって晴樹の不安を尚更、煽る物になっていた‥‥‥











―カパ!




―ちゅぱ(^3^)/―













昼にメールの練習をしていた苗からのメールを眺める‥

隅の方には鍵マーク‥‥‥

保護設定がされていた‥



昨日の夜中に欲張ってキスしたから今日の契約はしていないに等しい‥‥‥












毎日一回じゃ…












ぜんぜん、足りねぇ‥













───────────
好きだ

俺だけにして欲しい。

俺もお前だけだから


───────────









熱く痛む胸を抑えながら打ち込んだ送信メール‥





送る事ができないまま‥




未送信ボックスに保存されていた…

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