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君に熱視線゚
第21章 仁義!
‥まさか、コイツじゃないよな・・・
晴樹の大切な女って‥‥っ
貴志は恐る恐る隣の晴樹に目を向けた──
―ビクッ‥
‥こ、いつっ
なんちゅ睨み効かしてんだよっ!?
晴樹の顔を見た貴志もその睨みに一瞬脅える──
‥なんだ、この女じゃねぇのか!?
ここまで睨み着けるんなら違うよな?
じゃあ、あの女は元々、藤代の親父と知り合いって事かよ?
‥そうかもな…
あれだけ親しそうなんだから・・・
貴志はアホ二人と晴樹を交互に眺めながら考えを巡らせていた‥‥‥
‥じゃあ‥
預かってる女はどこに居るんだ?
貴志は上座で騒いでいるアホ二人を無視して近くにいた武に聞いた‥
「武サン、
預かってるって女‥
早く返して欲しいんだけど‥
今、どこに居るんだ?」
貴志の質問に武はゆっくりと苗を指差しそして言った
「御大が偉いお気に入りで‥‥‥‥」
‥やっぱりあの女かっ?
貴志は苗に視線を向けそして晴樹を見た‥
ただ、やっぱり、大切な人を見る目と何か違う
「‥?」
貴志は首を傾げた