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君に熱視線゚
第27章 任務!
晴樹は何かすることがないかと自分の部屋を見回すと‥

「‥ンがッ‥」

「……──!?」

苗の激しい寝息が鳴った‥

体は非常に痙攣している‥


‥エイリアンでも生まれてきそうだな…

晴樹は思った。







ギシッ―とベッドがきしみ、ゆっくりと苗の上に影が落ちる‥


晴樹は苗の寝顔を覗き込んだ──




‥相変わらず可愛い寝顔してんな‥‥

人の気も知らず爆睡しやがってっ…

「苗‥──」


晴樹はそっと肩を揺らし声をかける。


苗からはなんの反応もない‥
晴樹は苗の耳元に口を寄せた。

「‥なえ‥‥起きな‥」


「‥‥ン‥‥スピー」


虫を払うような動作をし顔を背け昏睡したように寝息をたてる──


晴樹はそのまま顔を背けた苗の、あらわになった首筋に視線を向けた‥


‥なえ‥‥



今度は起こさないように心で呼びかける‥

少しずつ鼓動が早まり唾液というなの水分が口に溢れ晴樹はそれを飲み込んだ‥‥‥



がらにもなく緊張する‥

晴樹は両腕で自分を支えると体重をかけないように苗の上に覆いかぶさっていた──


体も瞳も熱を帯てるのが自分でわかる‥



そして何より‥






胸が‥──熱かった‥

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