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君に熱視線゚
第27章 任務!

晴樹はそう言いながらベッドに腰掛け優しく苗の頭を撫でた‥


ふっくらとした白い頬に触れたくて堪らない‥
そして、プックリとした桜色の唇にも‥

苗を見つめる瞳が一瞬、強く揺らいだように光る‥
晴樹はそれを誤魔化すように苗から視線をそらした


彷彿する感情を押し殺した晴樹の手には自然に力が入る‥

部屋では二人きり‥

苗はベッド‥
そして俺は直ぐ側にいる…何かあってもおかしくないシチュエーション・・・



ただ‥

コイツは今、




腹を壊してる・・・‥



晴樹は静かにベッドから離れテーブルに戻った‥

「一時間でもイイから寝てな‥」


苗はゆっくり横になった‥


蒸し暑い我が家と違いエアコンのきいた部屋は快適な温度を保っている‥

質のいい高級布団に包まれ苗は‥

‥今回の任務は失敗だょ‥

そう確信しながら深い眠りに落ちた











退屈だ──‥


晴樹にとって、あまりにも簡単過ぎる高1の課題‥

少しするつもりが本を読むかのようにスラスラと解けあっという間に全部終わってしまっていた‥


苗が寝てるからテレビも見れない。

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