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君に熱視線゚
第28章 事件!
「じゃあ、なんで欲しくもないのに盗んじゃったのさっ」
「‥ぅ
そりゃお前ぇ‥
気分が良かったからに決まってんだろッ‥///」
「ちゃっ
悪いことしたくせにッ
なに威張ってんだかねッ!?──…この子は!!?」
「なんだとっ!?
親に向かってこの子たぁなんだっ!!?」
「‥‥ま、まぁまぁっ…
親子喧嘩はご自宅でしてもらうことにして‥」
横暴な言動を繰り返す満作と‥それを怒る苗‥
署長は毎度のことながらと呆れながら喧嘩の仲裁にはいる‥そしてことの発端を話し出した‥
そぅ‥満作の侵した罪とは
『ダァーー!!
第2艦隊突撃ぃ
バババ‥!!
よしッ敵陣に突っ込めぇ』
その日、気分の最高だった満作は、前日に見た戦争映画を思い出し、(独演大日本艦隊ごっこ)を楽しみながら家路を歩いていたのだ‥
『艦長!!
敵陣完全包囲しましたっ
ウム、お国の為に咲き誇る花となって散ってこいっ!
はぃっ加藤隼戦隊行ってきます!!』
満作は夜道を騒ぎながら一人二役で敬礼をして喋っている。
‥んなんか今ひとつ乗らねぇな‥?──…お!?いいのがあるじゃねぇか!!