この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君に熱視線゚
第29章 恋慕

「苗…」


「ん?」



帰りの車の中で晴樹は苗に話しかける‥




「なに?兄さん?‥」


「今度から何かあったら俺に言えよ‥‥‥」


「?」


前を向いたままそぅ言う晴樹を苗は疑問顔で見つめていた‥


‥気に入らない──

いろんなことに腹がたってくる──…


なんで真っ先に俺に連絡をよこさなかったんだ?コイツは!?


晴樹は苗が自分以外の男に頼ったことが許せなかった‥


苗の為なら自分が真っ先に何かしてやりたい‥


兄さんとして、ただ単に頼られるだけはご免だと思ったけど‥自分以外の男が苗に頼られ、苗を喜ばせるのはもっと嫌だと思った──


苗を1番に喜ばせるのはいつでも俺でありたい‥

そう思う欲張りな自分がいる‥


考えてみたら、コイツは肝心な時に俺を頼ってきてない気がする‥


水道を止められた時もそうだった‥
ほとんどの事は自分で何とかしようとしている‥



俺は‥頼りにならないってことか?──



晴樹は田中家の側の公園前に車を停車した‥‥


「苗‥‥

ちょっと‥

ゆっくり話しがしたいけどいいか?」


晴樹は前を見つめたまま苗に聞く‥

/1031ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ