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君に熱視線゚
第30章 田舎
笑みを浮かべて言う悟に苗はうん!‥と気持ちよく返事をしていた‥
そして苗は晴樹に連絡を入れる‥
「―――なに!?」
『だからね、悟ちゃんが苗が世話になってる人なら会って挨拶したいって言うんだよ!
会ってくれるでしょ?』
‥なんだよ、その親父に彼氏でも紹介するような言い方は!??
待ち望んだ好きな娘からの電話の内容に晴樹はさっそくキレていた
それでもなんとなく、晴樹自身‥悟に会って見たい気もしていた――――
苗の幼なじみ‥
苗を嫁にすると豪語するヤツ
気にならない筈がない…
「いいよ‥会っても…」
晴樹はそう返した
『ほんと?
わかった、じゃあもう少ししたら手伝い終わるからまた後でね!』
「いいってさ!」
苗は電話を切ると悟にそう伝える
「よし、じゃさっさと済ませて会いに行くぞっ!」
「うん。」
二人は熱い焼きたての茄子の皮を水で冷やしながら超特急で剥き始めていた