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君に熱視線゚
第31章 幼なじみ
「今、苗のお母さんに電話したんだけど、お兄さん苗の彼氏なんだって?
だったら今日はそっちで面倒見てもらえんかねぇ」
『へっ?‥///』
「苗は酒癖が満作に似とるから寝つくまでずっと喋るからねぇ‥
ウチも朝が早いから夜は早めに寝るし……
一晩そっちで頼めるかねぇ?」
「‥‥‥べ、つに構わないですけど‥」
「そぉ?じゃあお願いします」ガチャ――
‥‥‥‥彼氏‥
おばさんは俺を彼氏と思ってくれてんのか?
晴樹は戸惑いながらいつの間にかベットで熟睡こいてる苗を見つめた
「‥彼氏‥か」
晴樹は呟きながら苗の顔を覗き込む
そして苗の隣に横になった
酒に酔った肌でピンクに染まったほっぺたをプニっと摘まんで遊ぶ‥
プニ‥‥プニ‥‥プニ‥
‥//‥
すげー気持ちいい‥
そして、ダランと力の抜けた苗の手を取り自分の頬に当て、唇に押し当てた‥
小さくて柔らかくて温かい白い手‥酒のせいで今は普段より熱をもっている‥
顔にかかる髪を耳にかけてやりながら晴樹は顔を近づけた‥
そして、ふと苗の言葉が頭に浮かぶ‥
『ただのハレンチ兄さん』