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君に熱視線゚
第31章 幼なじみ
晴樹は苗の髪を撫でながら寝顔をしばしの間眺め、そしてシーツを掛けてあげた‥
‥よし、風呂でも入るか。
晴樹は苗の眠りの妨げにならないように部屋の明かりを落としシャワーを浴びる
そして、浴室から出るとタオルで体を拭きながら鏡に映った腕の傷に目が行く‥
この感じなら傷跡は完全に残るな‥‥
別に男だからこんなの残ったって構やしない‥
苗が傷つかずに済んだんだから‥
晴樹はあの日のことを思い出しながら用意されていたバスローブを身につけた‥
暗い部屋でぐっすりと眠る苗を確認し、さっき写した写メを見ながら晴樹は満足そうに微笑む‥
そして再び横向きに眠ってる苗の隣に潜り込み向かい合うと優しく抱きしめた‥
「なえ‥
キスだけならいいよな‥」
薄暗い部屋の中、晴樹は眠ってる苗に赦しを乞うた
上半身を起こし苗に腕枕をしながら顔を近づける‥
もっと密着したくて苗の腰を自分の方に引き寄せそして、キスをした…
唇を放す度に熱い吐息がもれ身体の熱りが増していく。
‥ずっと一緒に居たい。
ホントにそう思う…
晴樹は苗の頬に片手を添えると唇を押しあて熱い口の中にゆっくりと舌を差し込んだ──