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君に熱視線゚
第3章 ランチ
「あちゃ
あたしはどっちの味方につけばいいの!?
これじゃ、まるで嫁姑問題に挟まれた気弱な旦那みたいじゃん!!」
…まだゆーか!お前っ!?
一人で頭を抱え悩む苗を見て二人とも思った
勝手に想像を膨らませいつの間にか嫁姑問題の話しを語り始める苗に由美はしきりにツッコミをいれている‥
そして、その隣では考え込む中島がいた‥‥‥
‥晴樹サンのあの表情って‥
‥‥まさか、よね‥?
そう、中島は食事をしている合間からいつ晴樹に話しかけようかと模索していたため、ずっと晴樹の様子を伺っていた‥‥‥
たぶん、晴樹の心の変化に気づくのは当の本人よりも中島の方が先だろう…
中島は苗を見つめた‥‥
「んでさぁ〜そんな嫁と母親がバトってる家に帰りたくなくて、スナックに通い詰めちゃうんだよ!!」
「あんたがスナック通い詰めてどないするん!?」
由美は間髪開けずにツッコミを入れた…
話題はまだ、嫁姑問題のままのようである
‥もう少し様子を見てみないとわかんないわね‥
千里眼の中島にも今の状況を見ての判断は難しかった…。