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君に熱視線゚
第34章 誤解

「な、なんでって‥」

反対に自分に聞き返す苗に夏目は少し戸惑う


「自分で登録からはずしたんじゃないのか?
俺からの電話が嫌だったんだろ‥‥‥苗は‥」


自分で言いながら悲しさが込み上げてくる‥
夏目はキョトンとしてる苗をジトっと睨んだ

「この間だって全然、俺の話し聞いてくれなかったし‥」

‥しかもいきなり切ったし…


「この間?…ってなんのこと?」


「‥‥

なんだよそれ…」

「大ちゃん苗の携帯に電話した?」


「‥‥!??

したよっ!着歴残ってるだろ!?
苗、途中で電話切ったじゃん」

‥なんだ? なんか話が噛み合ってないみたいだな‥


「そんなの知らないだょ‥」

「はぁ?
‥‥だって、‥電話かけたらちゃんと取っただろ!?
苗じゃないなら誰が取ったんだよ?」

苗はうーむと考えて口を開いた‥

「‥‥

兄さん?‥‥かな?」


「兄さん!?」


‥兄さんって、先輩のことか!?


「‥っそれはおかしいだろ?だって苗、田舎に帰ってた時だし―――って…」

夏目は苗のモノ言いたそうな顔を見て口を接ぐんだ‥

「…ウソ……

もしかして、‥先‥輩も、一緒だったとか?」

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