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君に熱視線゚
第35章 バカンス

「苗!!
もう、準備できたんだ?」

「うん!!‥でも待って
かき氷食べてからでいい?」

「わかった‥
俺、向こうの方にいるからさ!」


夏目はそう言いながら指を差し、そして晴樹をちらっと見るとその場を後にした


「なに大介?
あの娘と遊ぶのか!?
アキはどーすんだよ?」


「お前が相手すれば?」

「――!??

な、だって俺はノリエちゃんとっ」


慌てるダチに夏目は言い切る

「そんなん、お前が勝手に誘って来たんだろ!?
俺は男だけで来るつもりだったのによ‥」


どうやら、アキも海に来てしまったのは計算外だったらしい‥
ノリエちゃんを誘いたかったダチがアキもついでに誘っていたようだった

「‥わかったよ
じゃぁ、アキは克也に任せるから‥」

男四人と女二人で来ていたいたらしく男は余っていたみたいだった‥













「なに、兄さんかき氷早く食べないと溶けちゃうだょ」

「あぁ、わかってる‥」

「‥‥‥?」


そう言っても一向に手を動かす気配のない晴樹を苗は見ている‥

‥兄さんなんだかこの陽射しに似合わないな


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