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君に熱視線゚
第36章 続 バカンス
お爺の提案に苗は喜び陸達はビーチを駆け回っている‥
「そだ!
由美にも教えてっ‥
て‥‥‥あ──ッッ!
由美を忘れてただょっ…」
‥なえちん遅いな‥まだ泳いでんのかな
その頃‥
存在を忘れられていた由美は海と二人っきりで浜辺に取り残されていた‥‥
「由美‥‥姉ちゃん‥//
夕焼けがキレイだね‥」
「そうだね‥‥」
いい雰囲気を作ろうと頑張る小学三年生の児童‥海は夕日を眺めながら最後の大詰め“唇ゲッチュ作戦”を遂行していた
「由美姉ちゃんも夕日に負けないくらいキレイだよ‥‥」
「‥‥‥
ありがと」
妙に目をキラキラとさせて語る海に由美はヒキつりながら礼を言う‥
海は少しずつ由美との距離を縮めていった。
‥よしっもうこのくらいで由美姉ちゃんのハーツはメロウにダンシングしてる筈だ!!
ルー大柴のようなボキャブラリーの海は自分のナンパテクに不敵な笑みを溢す
そしてよそ見をしてる由美に唇を突き出し接近していた―――!