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君に熱視線゚
第36章 続 バカンス
‥リディにかまってたら苗との時間が‥‥
晴樹はパフェを頬張る苗を見つめた
「ん?‥兄さん。
上のマロンもらっていい?」
苗は晴樹のマロンムースにのっている渋皮つきのマロングラッセに目をつけた
「‥‥‥‥やるよ」
ニコニコしながらマロンを手に入れる苗を眺める‥
晴樹は今後の事を頭に浮かべ大きなため息をついた。
「なえちん‥
夏目クンからメールきた?」
「メール?」
部屋に戻った苗に由美が尋ねる
「メールしたけど返事が来ないからって克也クン通してあたしに聞いてきたけど‥」
あのあと由美は克也と意気投合しメアド交換までしていたらしい。
「‥あ、メールきてる
気づかなかった‥」
相変わらず携帯を持ち慣れない苗だった
「由美と部屋に遊びにおいでって‥‥」
メールを読んで内容を伝える苗に由美も頷く
「あたしには克也クンからメール来てたから‥//
あの二人同じ部屋なんだって‥苗行く?」
「由美、あたしの意見聞いてるようだけど‥めちゃめちゃ行きたいって顔が催促してるだょ‥」
「‥ごめん‥///」
そぅ由美の瞳はこの上なくキラキラしていた
「‥‥いいよ、行こっ」