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君に熱視線゚
第36章 続 バカンス

「由美!ちょっと外に散歩行く?」

「え‥あ、ぅん//
じゃ、苗‥──っ!…」


誘いを受け、みんなで行くもんだと思って苗に声をかけようとした由美を克也は手を握り強引に部屋から連れ出した!

「なに、あの娘誘ってんの?二人きりに決まってんじゃん!!」


「―――え!?‥ぁ、ごめん‥///」

「二人は嫌だった?」

克也はそう言って由美の顔を覗き込む。

「そんな、嫌って訳じゃ‥//」


「‥‥じゃ‥行こう‥。」

‥ぅそ‥
克也クンって結構ゴーイン‥//


まんざらでもなさそうな由美の表情を確認して、克也は夜のビーチに由美を拐っていった‥









「由美達‥飲み物買いに行ったの?」


慌ただしく部屋から出て行った二人を見送り苗は夏目にそう聞き返す。

「克也が遠藤とゆっくり話しがしたいんだって!」

「へぇ・・・」

「飲み物なら冷蔵庫にあるよ。なんか飲みたい?ってもアルコールしかないけど‥」


夏目は冷蔵庫を覗きながら苗に言う


「アルコールは‥ちょっと」

「‥なに?
苗、アルコールだめなの?苦手?」

渋い返事をする苗に夏目は聞き返した

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