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君に熱視線゚
第37章 学園祭
晴樹は出来上がった注文の品を手にしながら不満を抱えていた‥


役割分担として執事はオーダーをとる係、そして見た目のいいメイドは注文の品を運びサービスのゲームを客と楽しむ‥それ以外のメイドは‥‥‥後片付け。

そういう流れで決められていた









「ご主人様、ご注文の品をお持ちしましたぁ!
ミラクルミルクと
ラブラブサンドですねっ」

いつしか怒る体力も消えうせ、マニュアルどうりに営業スマイルする晴樹‥


そして頭上からの声に夏目はメニューから顔を上げる


「──っ!


な‥‥‥‥つめ!??」


「──────‥

・・・・・









……ぶっ……///」


「‥!!っ‥//」

‥くそ、しまった!!
コイツの存在を忘れてた

自分を見た瞬間、目を見開き吹き出した夏目を前に晴樹は今更隠れることができない‥

とりあえず、苗が来た時のために備えて用心してはいたが、夏目のことまでは頭に入っていなかった。



「あ、すいません。このサービス付きってのは?
だからこれ頼んだんですけどっ?」

「‥……っ」

注文の品を静かに置きサービス無しで立ち去ろうとする晴樹にやっちんはワクワクしながら尋ねる‥

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