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君に熱視線゚
第6章 伝説マン
先生の一言で諦めがちの苗にやる気が湧いた。
選んだ種目ごと男女混合でグループを作り練習日やリーダーなどを話し合い決めてると‥‥‥
「別に勝てる訳ないんだしさぁ‥練習なんかしなくてもいいんじゃね?」
‥んっなにっ!?
苗の隣であぐらをかいて座っていた男子の言葉が苗を奮い起たせる!!
「そこの少年!!
短い青春、そんな堕落した生き方でいいと思ってるのか!!」
「な、なんだょ急にっ!?」
突然の苗の言動に男子は怯えた‥
そして堕落した男子の肩をガシッ!と掴み熱弁しはじめる。
「少年よ、知っているか!?なんと、過去に先輩方々に圧勝した1年生達が居ることを!・・・
ところで、君イイ肩をしてるね?」
苗は熱く語りながら少年の肩をさすった‥
「知ってるよ‥
俺の兄貴達の学年だもん…だから、無理なんだよ」
「だから、無理?!
‥なして?」
苗はキョトンとしている。
「結城先輩だよ‥‥
先輩が1年の時にほとんどの種目、掛け持ちで出て得点稼ぎまくったんだよ!
だから、今年は先輩のいる2年が確実に圧勝!!
‥おわかりですか?」
「──…そ、なの…」