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君に熱視線゚
第6章 伝説マン


「な、なるほど──
・・・いゃ!!でも負けると決まった訳じゃない!!」


苗は無理矢理にでも言い張ると、がっちりと少年の肩を抱きしめた!!

「ちょっ!?何すんだょ///」


そして今後のスケジュールを書き出したミニ黒板を指差して熱く語らう

「少年!!あそこの文字が読めるか!?」


「‥‥け…
“景品・ノート10冊‥”‥」


苗に肩を抱かれたまま、
少年は口に出して苗の指差した文字を読んだ‥


「そうだ!!なんて素晴らしい!そう思わないか!?


‥ところで少年、なんて名前?」

「夏目‥‥大介‥」

「よしっ!
んじゃ、大ちゃん!!
周りのみんなもノート10冊を手に入れらるように頑張ろう!!!
せーの! えぃえぃGO!」


― えっ?エイエイ、オーじゃないの!?

取りあえず苗の勢いにつられたメンバー達は掛け声の違いに戸惑いを感じながらも気合いを入れた‥


先生はその生徒達の姿に感動している‥


「あ、大ちゃん!あたし苗って言うのよろしく!!」


初対面であだ名呼びし、まともにフルネームで自己紹介も出来ないほど苗は失礼な奴だった‥‥‥


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