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君に熱視線゚
第48章 X'masの夜に…

「なに言っても、結局は大事な可愛い娘だ…

そう簡単に貰えるたぁ…

思わんでくれよ。」

───…っ

「………はい

重々、承知してます。

貰えるまで通うつもりでいますから…。」


初めて聞いた父親としての満作の言葉。晴樹は覚悟の上だと決心を見せる。


苗の代わりは居ない。


どんなに跳ねつけられても苗、以外は考えられないから…


いっそのこと家族ごと貰うつもり。そのくらいの勢いで行ってやる。


晴樹はそんな気持ちで満作に電話を掛けたのだから。

「そうか…なら、帰って来たらすぐ時間作ってやる。
がははっ楽しみだなおい!」

「…あ、ありがとうございます」



…ふっ、小僧が…

チンと受話器を置いてニヤリとした満作の背後に誰かが立っていた

「苗をよろしく頼むって言えばいいじゃないっ、素直じゃないんだから」

「ばっ、ばっきゃっろー!!
娘を持つ父親の一番の醍醐味じゃねぇかっ!?
ゴネてゴネてゴネまくってそれでも喰らい付くくらいの男じゃなきゃ嫁に渡すもんかっ!!」

「…結局最後は嫁に出すくせに」

「…ぅ…//」


満作の言葉にオカンは呆れていた


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