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君に熱視線゚
第52章 君に熱視線゚〜愛の鈍行列車〜
「うぁ…っ…うっ…」
晴樹の指先が苗のおパンツを横に避けて擽るように動き回る。
奥をまさぐり表面を軽く撫で、そして時おり摘んでは甘く揺さぶる。
苗はその度につい漏れる声を堪えて強く目を閉じていた。
晴樹は声を我慢する苗を見つめた。
「なえ……」
名前を甘く囁く。
動きを止めた指を目の前に晒すと、晴樹は苗に見せ付けるように濡れたその指を口に含んで魅せた。
「……っ!…」
苗は晴樹のその仕草に真っ赤になって目を見開いた。
まだまだこの行為に不慣れな苗に刺激を与えるように、晴樹は苗を煽り始める。
「なんでこんなになってる?…」
「…し…っ知らないだょっ…」
「知らない? なんで?」
「な…っ…なんでって…っ」
晴樹は青ざめながらも顔を赤らめる苗を意地悪く責めていた。
ネクタイを緩めながら戸惑う苗を見つめ、瞳の端に晴樹は笑みを浮かべて口にする。
「じゃあ…知らないなら確かめてみるか…」
「た……確かめるって…っ…何を!?…」
「どうしたらこんなになるか……」
「ぬぁっ!?…!っ…」
驚いた声を上げた瞬間、苗はまた強く目を閉じて口を結ぶ。そして思わず大きく仰け反った。