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愛のムチ
第3章 秘蜜の特訓
自然と下腹部に力が入ると、先輩の指が更にあたしを攻め立てる。
グチュグチュグチュグチュ!
かき混ぜられて、擦られて、愛液が厭らしい音色を奏で……
「いやっ!なんかでちゃ……」
ブシュンッ!
先輩の指が勢い良く引きぬかれたと同時に、あたしの中から液体が飛び出して行った。
「やだやだ……あん……んんんっっ!!!」
ヒクついている蜜壺の周囲を更に指で激しく撫でられると身体がわなないてぎゅっと下腹部に力が入る。
そのたびに液体が飛散する。
「やらしー亜美。俺のウェアぐっしょぐしょ」
「ごめ……なさ……」
指からぽたぽたと滴下する愛液をあたしに見せつけるようにしながら先輩はそれを舐める。
「このくらいで音を上げてちゃまだまだだな、亜美。ほら立てよ」
あたしの腕をとって立ち上がった先輩は自分のラケットをあたしに手渡すとあたしのラケットを持って
「俺も練習するから。亜美は見学しながらどうしたらボールやラケットと仲良くなれるか考えてて」
ラインの内側に入っていった。
パーーーーン!!
ボールが放たれる小気味良い音が響く。
綺麗なフォーム。
ラケットにボールが吸い付くように返ってくる正確さ。
やっぱりすごく上手い。
あたしのラケットなのに、上手な人は道具なんてものともしないんだね。
先輩、かっこいいな。
ほどよくついた筋肉。力をぐっと入れると浮かび上がってくるのがなんだか色っぽい。
あのラケットは昨日あたしが……
ラケットを握っているあの手がさっきもあたしを……
身体の奥に残っている熱がじわじわとまた全身に広がってくる。
あたしの手には先輩のラケット。
このラケット……いつも先輩に使われて気持ちいのかな。
先輩の指みたいに……あたしを気持ちよくしてくれるかな。
ラケットが先輩の分身のように思えてきて、あたしはそれをぎゅっと抱きしめた。