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愛のムチ
第5章 繁がり
ずるりとあたしの中から何かが出て行く。
先輩が……いなくなっちゃった……
ぽっかりと穴が開いたようで寂しくなる。
「おいで」
立ち上がった先輩に腕を引かれて歩くと、先輩は審判台に登って座る。
どうしたらいいのかわからず縋るような目で先輩を見ていると
「亜美、挿れたいなら登って来いよ」
じっとあたしを見つめる熱い視線。
それに導かれるように鉄の棒に足をかけると先輩が手を差し出して、あたしを引き上げてくれる。
「後ろ向いてごらん?そのまま腰落として……そう」
「ああっ!」
先輩に貫かれて冷えていたあたしの蜜が一気に熱くなる。
「あんま暴れんな?落ちたら大変だから」
そんなに動いてないはずなのに。
深くもないはずなのに。
確実に気持ちいい場所を先輩のモノが擦ってくる。
「く……ふぁぁあ!おかしくなっちゃう……よ」
先輩はなんでこんなにあたしが気持ちいところを知ってるんだろう?
「乱れた亜美、超可愛いから。見せつけてやれ」
回された指がクリトリスを刺激すると腰の下から沸き上がる嗚咽にもにた快感。
「やっ!ダメ!ああああっ!」
先輩は先端を引っ掛けるようにあたしのナカから飛び出た瞬間、
ビュルるるッ!!
勢いよく液体が噴出されてしまう。
「今日のは勢いがすごいな。もっと出るかな」
「いやいやいやいやぁぁぁ!」
頭を振るけど先輩は容赦なくクリトリスを指でぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
プシュ、ブシュウゥゥゥッ!!
爆ぜた脳に先輩の甘い声が響く。
「亜美、俺も限界。降りられるか?」
呼吸を整えながらコクリと頷き、腰が抜けそうになりながらも何とか段差を降りるとすぐに先輩が飛び降りてきた。
そのまま深くくちづけられる。