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愛のムチ
第5章 繁がり



 「ふぅ……あ、せんぱ……」


 抱きしめられながらゆっくりと横たえられ


 「自分で開いて見せて」


 脚が持ち上がって膝頭が割られる。


 言われたとおり膝の後ろを抱えるように持って脚を開くと


 「亜美のココ、ヒクヒクいっててすっげーやらしい。……俺が欲しい?」


 意地悪な質問に小さく頷くと、先輩は蜜を掠め取るように秘裂に沿って肉棒を擦り付けてきた。

 先端がクリトリスを引っ掻き、自分でもわかるくらい蜜が溢れてくる。

 
 「あ、せんぱい……やだあ!そんな」


 先端があたしの蜜壺の入り口をいやらしく刺激し続けるとショワショワと泉のように激しく吹き出して、下半身が痙攣する。


 欲しいか?って聞いたくせに、全然くれない。


 恨みがましく先輩を見つめながら


 「先輩……早くください……。あたしのココ、先輩でいっぱいにしてほしい」


 そうやってねだると、先輩は優しく微笑んでくれた。
  

 「亜美はどうしてこんなエッチな子になっちゃったんだろうね?」


 「だって、先輩がおしえてくれたんじゃないですか……テニスも、きもちいことも、ぜんぶ」


 「俺のせい?」

 
 コクンと頷いて更に指で肉襞を暴いて見せる。


 「あたしのココは、先輩のためだけにあるの」


 「俺限定は……今日まで?」


 ゆっくりと首を振る。先輩以外の人となんて考えられない。


 「だってまだ未熟だから……もっと先輩に教えてほしいです」
   

 「テニスを?」

 
 意地悪く微笑む和馬先輩の顔が涙で歪んで見える。


 「……その、えっちなことも、両方ですっ!」


 「泣くなよ亜美」


 「だって先輩、意地悪なんだもん……」


 “好きな子はいじめて泣かせたくなるんだよ”

 
 言い終わるか終わらないかのタイミングで、先輩はあたしを深く侵食した。



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