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女刑事 沢木麻衣子の性
第3章 刑事と被害者
「それでは事情聴取を行います。まず、被害者の氏名と生年月日を教えて下さい」

部屋の真ん中に机と椅子が2つ置いてあるだけの殺風景な取調室で、麻衣子は斎藤と向かい合って座っていた。 

「沢木麻衣子、昭和52年8月24日生まれ」

麻衣子が腕組みをしたまま、落ち着いた声で答えた。

「では被害に遭われた状況についてお伺いします」

斎藤も内心の動揺を押さえながら、事務的に言った。

「昨日の午後2時頃、南公園にいたところを何者かに拉致され、気が付いたら見知らぬ部屋に連れ込まれていた」

「2時頃・・?その時は一人だったんですね?」

「そうだ」

「犯人の顔は見ましたか?」

「いや、拉致された時はいきなりスタンガンで失神させられ、気が付いた時には犯人は覆面を被っていた」  
「スタンガンで・・?」

「そうだ。だから犯人の顔は見ていない」

「他に何か手掛りは?」

「何もない。せめて居所だけでも探ろうかと思ったが、結局移動する前にまたスタンガンで気絶させられた」

「そう・・ですか」

「犯人の唯一の痕跡が私の体内に残っているから、前科がある犯人なら、DNA鑑定でわかるかも知れない」

「こ、痕跡・・?」

斎藤が驚いたように身を乗り出した。

「ああ、犯人の精液が私の膣内に残っている」

「・・」

斎藤はショックを受けていた。

それも尋常じゃない程に・・

「という事は・・」

「ああ、ヤラれたよ」

麻衣子は冷たく冴えた表情を崩さなかった。

「で、では・・犯人にレイプされた時の状況を詳しく教えて下さい」

斎藤がショックを隠しながら尋ねてきた。

「両手両脚を縛られて、身動きが出来ない状況でレイプされた」

「両手両脚を・・?」

「ああ、隙を見て逮捕してやろうとしたが、あいつは隙を見せなかった。してやられた」

「そ、それでレイプの詳しい状況は他に何か・・?」

「イカされた・・何度も・・」

「イ、イカされた・・?な、何度も・・?」

さすがに斎藤はショックを隠し切れなかった。

呆然と自分の目の前に座る上司を見詰めるのだった。

「どうする?犯人の痕跡を採取するか?」

麻衣子は他人事のように言った。

「あ、あ、はい・・唯一の手掛りですから・・」

斎藤は思わず返事をしたが、内心で激しく取り乱していたのだった。
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