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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第10章 俺のしたい様にさせてもらう

脱いでる最中に、洗面台の下にドラッグストアのビニール袋が提げてあった。

ガチャッ

「舞花ちゃん」
「ひゃあっ!?」
「そこにメイク落としとか歯ブラシ買ってあるから、使ってね」

下着だけだったので、すぐにバスタオルを広げて繁正さんからは身体を見えなくした。
彼は私が慌ててる様を眺めて、楽しんでるみたい…

「後、 着替えね。大きいと思うから、調節してね」
「分かりましたから、早く出て行って下さいよ!もう変態!!」
「下着より恥ずかしい姿見てんのに…ホント可愛い…」

着替えを受け取ると、彼はブツブツと呟きながらリビングに戻って行った。

彼のペースに乗せられてる…
あんまり乗っちゃいけないって分かってるのに…

このドラッグストア、さっき寄ったスーパーの隣にあったお店だ。
私の為に買ってくれたんだ…
分かってはいるけど、帰らせる気は全く無いんだね…

アレ?もう1つ入って…

「なん……!?」




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