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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第10章 俺のしたい様にさせてもらう
「えっと、あの…」
「さあ、どうだろうね」
笑いながらはぐらかされ、ちょっとだけモヤッとした。
アレ、私ショック受けてる…!?
すると、いきなり唇を柔らかく塞がれた。
「んあっ」
「今から気持ち良い事するのに、難しい顔するなよ」
もう一度キスをされ、唇を舌で突かれ、それを受け入れる。
舌の動きは優しく、私の舌を味わっているよう。
「んふっ、んん…」
キスに酔いしれていると、身体にある違和感が。
下腹部をアレが押し上げてくる…
「あ、あの…」
「何?」
「あ、当たってます…」
「ナニが?」
何がって言われても…
「繁正さんのアレが…」
「名称で言ってくれないと、俺分かんないよ」
「…っ!だから当たってるんですって!何がって言わなくても分かって下さいよ!!」
「ふははっ、ごめんごめん。必死なのが可愛くてつい意地悪しちゃった」
ニンマリと笑って、唇を耳元に寄せた。
「言っとくけど、俺のココまだ完全じゃないから」
「…い、言わなくても良いから!!」