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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第10章 俺のしたい様にさせてもらう

「今から俺のしたいようにさせてもらうよ。付き合ってね」
「…いつもやりたいようにしてるじゃないですか…」
「ふっ…でも、好きにされるの嫌いじゃないだろ?」

即答で「ノー」と言えずに黙っていると、「図星?」と笑われた。
腰を掴まれると、繁正さんが腰を揺らして、アレを恥骨に押し付けてくる。

「ち、ちょっと…」
「その慌ててる顔もそそられる…」
「や、んん…」

粒のある箇所が擦れ、漏れ出た声を手で押さえる。
感じる所が分かったのか、集中的に当ててくる。

「んふ、はあん…」
「気持ち良さそうな顔して…そんなに感じてたら、ズボンの中どうなっちゃってるのかな…」

軽く上気した顔で、繁正さんにキスをされ、激しく舌を絡めてくる。
唇を吸われながら、私もいつしか腰を揺らす。
恥ずかしさもあったけど、今は目先の快楽に没頭する。

唇を貪られて、下半身は布を隔ててお互い気持ち良く揺らしている。
服を着た状態なのに、身体を繋げて淫らに溶け合ってるような錯覚に陥る…




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